あの本は読まれているかラーラ・プレスコット 冷戦時代、CIAがソ連の内側に揺さぶりをかける手段として用いたのが、反体制とされる「本」。物語の力を本気で信じて、危険な潜入までして「本」を手に入れ、印刷し、極秘裏に配布する…とてもスリリングでした。女性たちが補助じゃなく、一人一人に意思のある個人として描かれるのも大変よいです! 本の情報:東京創元社、吉澤康子訳本のリンク: キッチン 雨やどりはすべり台の下で